潜在意識ってなに?
湖にたとえてみました

潜在意識を湖にたとえると

こんにちは!
ヒプノカウンセラーのMakikoです。

今回は潜在意識についてのお話です。

ヒプノセラピーは、潜在意識に働きかける療法です。
では、そもそも潜在意識とは何なのでしょうか?

潜在意識とは、自覚することのない意識、無意識のまま心や行動などに強く影響を与える意識のことをいいます。これは、フロイトが考えた言葉と言われていますね。

意識全体をにたとえることがあります。

を想像してみてください。

風が吹くと、湖の表面では波が立ちます。
氷点下になり凍りつくほど寒くなると、湖の表面は氷で覆われます。

しかし、湖の底の方にある水は、表面での変化には影響されることなく留まっています。
湖は大きなひとつの水の貯蔵庫で、表面も深い底も分けられるものではありません。
表面は外の影響を強く受けますが、その影響が底まで伝わるには時間がかかるし、瞬間的に影響されることはないかもしれません。

しかし、湖の底には、表面で起きた影響が絶えず浸透していきます。
ゆっくりと、確実に。

そのため、何かの影響で水質が変れば、それは確実にその湖全体に及んでいくのです。
仮に地下水が湧き出て、湖の底から水質の違った水が混ざってきたとしても、やはりその影響は湖全体に及んでいきます。

人の頭や心の中は、湖と同じく、常に表面は外界の影響で波立ちうねっています。
様々な影響に一喜一憂するのです。

湖では、時に風に乗って落ち葉が入ってくるかもしれません。
様々な要素が表面に落ち、時間をかけてゆっくりと底に落ちていくのです。
その中には毒に匹敵する様なものもあるでしょう。

ひとたび水質が濁ってしまったり、必要のない異物が入り込んでしまったら、水質をきれいにしたり、異物を取り除いたりすることは容易ではありません。相当の手間がかかるのです。

人が外界から受ける影響もまた、同じ様なもの。
その時々の一喜一憂は、消えることなく、底の方、すなわち潜在意識に沈んでいくのです。
言い換えれば、人の経験や行動、思いのすべてが、潜在意識の中にあるのです。
底に沈んだ落ち葉が、その形を残すことはなくても、その成分は水の中や底にある土や泥の中に養分として残っているのです。

私たちの意識は、湖にたとえると、外界の影響を受け常に動いている部分と同じです。
そして潜在意識は、湖の底に当たります。

外界からの影響は、常に私たちの意識に影響を与えています。
朝目覚めた瞬間から。
家族の声、お天気、聞こえてくる音、電車のホーム、人の波、電車の中刷りなど、多くのことに影響を受けるのです。入っては沈み、入っては沈みを繰り返します。
そして時に、必要な物は、水の循環の様に表面に現れ、消えていくのです。

ヒプノセラピー(催眠療法)は湖でたとえると、表面で忙しく動く波を静め、底に何が眠っているのか、また水質を変えてしまった原因は何かを突き止める療法でもあるのです。

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